小樽港100年のコンクリート防波堤
近代黎明期の最初とも言える国家大事業・小樽港築港で使用されたコンクリート防波堤。長さは、総延長1300m、最大水深15mにもなります。1890年代の最先端材料であったセメント系材料の長期耐久性を実証するために、約5万個の試験体が作成され、自然・人口環境下に置かれたこれらの試験体は、100年の歳月を経て、この平成に100年耐久試験が実施されました。世紀を超えた分析データは、C-S-H系材料において世界無二であり、長期耐久性の研究開発の貴重な情報です。この試験体は、クラーク白紙の元で学び(札幌農学校)、後に小樽港建設の総指揮をとった広井勇博士(1899年東京大学教授)によるものであり、火山灰中のポゾランを混入することによって厳しい海洋環境化でも優れた耐久性を発揮することを実証しました。
小樽港は現在も補修することなく、北海の荒波から小樽の街を守り続けています。
すべて現場で練られたコンクリートで施工されました。
やはり現場でフレッシュな!!コンクリートが一番強いんです。現場練りに限ります。
モバイル・コンクリート・プラント(ミキサー)とは、
コンクリートを造るのに必要な原材料である、砂利、砂、セメント、混和剤、水を積載し、予め配合設計した配合を容積計量し、車載された連続ミキサー(スキュリュー・オーガー)により混練されフレッシュコンクリートを製造する移動式コンクリートプラント車輌です。特徴は、移動式なので、どのような現場(離島、被災地等を含む)にも何時(夜間)でも行き、フレッシュコンクリートの製造が可能、生コン工場に戻ることなく、現場から現場に移動が可能。ジェットコンクリート、ファイバーコンクリート、カラーコンクリートに最適です。
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