長寿命なローマン・コンクリート
ローマ パンテオン神殿 内部写真
ローマン・コンクリート
コンクリートの歴史は古代ローマ時代にまでさかのぼります。
大規模な構造物にコンクリートが用いられ、都市が発展し、国が発展していきました。古代ローマ帝国が強固な国家を構築できたのも、このローマン・コンクリート技術があったためと言えるのではないでしょうか。
約2000年前のローマン・コンクリートは現在のセメントコンクリートとは異なっております。
火山灰と石灰を混ぜることで化学反応が起こり、強度を持った物質が生成されて、このコンクリートで建造されたパンテオン神殿は現在もその姿を保持しております。
帝政が敷かれると同時に、皇帝が好む建築物を建造するようになり、流動性のある建築材料のローマン・コンクリート技術は益々発展していきました。
しかし、東西ローマ帝国分断、その後のローマ帝国消滅とともに、このコンクリート技術も衰退したそうです。
その後のローマ建築は、ローマン・コンクリートの技術者もいなくなった事と、古代ローマ時代のコンクリートが強固であったため、取り壊し再建築するよりも、強固なコンクリートを基礎に、木造などの建築物をそのコンクリートの上に上にと増築していったそうです。
古代のコンクリート技術者の技術を活用し、現在もローマ都市の建築物の中に人々が生活している・・・
その技術の高さに敬意を込めて、弊社においてもコンクリート技術を向上していかなければならないと考えております。
良いコンクリートを製造するために、安定した装置を社会に提供していきたいと思います。
---------------------------------------------------------------------------------
モバイル・コンクリート・プラント(ミキサー)とは、
コンクリートを造るのに必要な原材料である、
・砂利
・砂
・セメント
・混和剤
・水
を積載し、予め配合設計した配合を容積計量し、車載された連続ミキサー(スキュリュー・オーガー)により混練されフレッシュコンクリートを製造する移動式コンクリートプラントです。
特徴は、移動式なので、どのような現場(離島、被災地等を含む)にも何時(夜間)でも行くことができ、フレッシュコンクリートの製造が可能です。
ジェットコンクリート、ファイバーコンクリート、カラーコンクリートに最適です。
コメント
コメントを投稿