フィリピンの建設事情!!

昨日の日曜日、空いた時間で市街地に出掛けてきました。
発展途上国というだけあって建設中のビルや住宅、ショッピングモール等幅広く、建設途中でした。


共和国法第6541号を改正するフィリピン建築基準法の採択に関する 大統領令第1096号 より

第103条 適用範囲
 (a) 本法の規定は、本法中において定義する伝統的・土着的家族住居を除き、官民の建 築物および建造物の設計、所在地、設置、建設、改造、修理、改築、使用、占有、保守、 移転、取り壊しおよび増築に対して適用される。 (b) 本法は、その承認前に建設された建築物もしくは建造物またはその双方に対しては 適用されない。ただし、当該建築物もしくは建造物またはその双方に対して改造、増築、 改築または修理が加えられる場合、改造、増築、改築または修理が加えられた部分に対 してのみ本法が適用されるものとする。

 第104条 一般的建築要件
 (a) 一切の建築物または建造物およびそれらの付属施設は、すべての点において安全な 建設物の原則に適合し、その設計された目的に適うものでなければならない。 (b) 何らかの種類の商品または製品の製造もしくは生産またはその双方を目的とする 建築物または建造物は、適切な環境保全規定に従わなければならない。 (c) 建築物または建造物およびそれらの一部、ならびにそこに設置されたすべての施 設は、安全、清潔かつ良好な作業環境に維持されなければならない。

 第105条 敷地要件
 建築物もしくは建造物またはそれらの付属物もしくは補助設備を建設する土地または 敷地は、清潔、衛生または安全でなければならない。人間の居住または滞在を用途とす る敷地または建築物の場合、それらは、水流もしくは水域、もしくは汚染されていると 認められる水源またはその双方から、また火口もしくは噴火場所、もしくは火災もしく は爆発する恐れのある建物またはその双方から、それぞれ所轄官庁が定める安全な距離 離れていなければならない。

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とは決まりがあるものの実際は、これでいいのか??と思う事ばかりです。
日本は手抜き工事となりますが、こちらの人は一生懸命ですが、決まりを知らないというのが大半らしいです。技術は、人を救いますが、間違った技術は人を殺します。
正しい技術を日本からフィリピンへ・・・と思います。


コンクリートに関しては、現場から掘り起こした土にセメントをスコップで混ぜ水を大体・・・・
的なスタイルで作っていました。いいもの作りを世界に!!


こんな現場にモバイル・コンクリート・プラント(ミキサー)があればと、つくづく感じました。


モバイル・コンクリート・プラント(ミキサー)とは??

コンクリートを造るのに必要な原材料である、砂利、砂、セメント、混和剤、水を積載し、予め配合設計した配合を容積計量し、車載された連続ミキサー(スキュリュー・オーガー)により混練されフレッシュコンクリートを製造する移動式コンクリートプラント車輌です。特徴は、移動式なので、どのような現場(離島、被災地等を含む)にも何時(夜間)でも行き、フレッシュコンクリートの製造が可能、生コン工場に戻ることなく、現場から現場に移動が可能。ジェットコンクリート、ファイバーコンクリート、カラーコンクリートに最適です。


お問い合わせは、info@consquares.com (畠山)までお気軽にご連絡ください。


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