コンクリート打設

・コンクリートの打設
  
 ・練り混ぜてから打ち終わるまでの時間は、一般的な基準では外気温25℃以上で1.5時間以内、25℃以下で2時間以内となっています。
 ・型枠上の1箇所に多量のコンクリートを流し送ることは、材料分離と局部な型枠への荷重が増大するために行ってはなりません。




・締固め、仕上げ
 
 ・コンクリート打設中及びその直後は、十分に締固め、鉄筋の周囲や型枠の隅々に行き渡るように施工します。
・1箇所当たりの振動時間は、5~15秒を目安とし、コンクリート分離をおこさないよう留意します。
 ・振動機の挿入間隔は50cm以下とし、均等に締固めます。振動機は原則垂直に使用します。
 ・打設前に準備された定規鉄筋のテーピング位置、仕上がり型枠への墨打線を基準として、木ごてダンパーなどにより粗仕上げを行います。
 ・粗仕上げの後、コンクリートが沈降して十分落ち着き、ブリージング水が出てきた状態の時から乾燥するまでの間に、木ごて、羽子板、フロート等により表面仕上げをします。





・養生

 ・湿潤養生・・・コンクリートの硬化状態を確認し、養生マットなどで隙間の無いように覆い散水し、常に湿潤状態を保ちます。コンクリート表面のブリージング水が乾いた後(仕上げ後1~2時間)にコンクリートの硬化状態を確認。

 ・被膜養生・・・樹脂を散布する方法で、コンクリート打設後表面の水が引き始めたときに散布します。

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モバイル・コンクリート・プラント(ミキサー)とは、
コンクリートを造るのに必要な原材料である、砂利、砂、セメント、混和剤、水を積載し、予め配合設計した配合を容積計量し、車載された連続ミキサー(スキュリュー・オーガー)により混練されフレッシュコンクリートを製造する移動式コンクリートプラント車輌です。特徴は、移動式なので、どのような現場(離島、被災地等を含む)にも何時(夜間)でも行き、フレッシュコンクリートの製造が可能、生コン工場に戻ることなく、現場から現場に移動が可能。ジェットコンクリート、ファイバーコンクリート、カラーコンクリートに最適です。



お問い合わせは、info@consquares.com (畠山)までお気軽にご連絡ください。




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