メンテナンスの基準!!故障原因

Consquareでは、モバイル・コンクリート・プラント(ミキサー)の活用のみならず、バッチャープラントの整備・メンテナンス、新規プラントの計画も事業化し、コンクリート製造機械のの設備・メンテナンスも行います。

機械の故障事例をあげ原因と対処方法を紹介します。

(故障・トラブル状況)        (状況確認)

1、ミキサーが始動(運転)しない。           ・三相動力源での電圧の有無
2、エアーシリンダーが作動しない。          ・電圧の有無(ホースエア漏れ確認)
3、骨材ビンから骨材が溢れる。            ・空満センサーの作動確認 
4、軽量値が不安定になる。               ・ロードセル出力電圧の確認
5、手動計量が出来なくなる。              ・オペレータスイッチよりの出力確認
6、BC起動中の異音(異振動)。            ・異物の挟込、確認(Vベルトの張り確認)
7、セメント計量完了時、計量値が下がる。     ・セメント計量器エアー抜き確認 
8、エアーシリンダーの作動が遅くなる。       ・サイレンサー点検(エア漏れ確認)
9、ミキサーへ自動放出しない。            ・開放リミットスイッチ確認
10、ゲートが解放しない。                ・電圧測定(エアーシリンダー電磁弁確認) 
11、軽量、放出後ゼロに戻らない。       ・計量ホッパ内目視確認(計量器周辺接触確認)
12、モーター運転中停止。               ・トリップランプ確認
13、ゲート異常開閉。                  ・ゲート作動確認(骨材の挟まれの有無)  
14、計量毎少しずつ計量値が増える。     ・計量ゲートパッキン装着確認(計量器故障) 
15、BCが停止にならない。                ・電圧の確認
16、水が計量しない。                   ・電磁弁作動、タンク内目視確認
17、操作盤ブレーカがトリップする。          ・絶縁を確認(アース、漏電確認)
18、自動計量が出来ない。               ・リードスイッチ確認       
19、ターンヘッドの停止位置不良。          ・駆動ローラ部確認、マグネット確認
20、計量値+-設定誤差発生。             ・シリンダー作動状況確認
21、ミキサー停止。                    ・電圧の測定(定格電圧確認)
22、ミキサーへ自動放出しない。           ・電圧確認(閉鎖リミットスイッチ確認) 
23、セメントの輸出能力の低下。           ・バケットBC確認・ロフ確認
24、ミキサー側スイッチで運転できない。      ・電圧測定

※この他にも故障や、起動・稼働しないしない原因は多々あります。上にあげたのは頻繁に発生することが多い故障原因です。

次回はその原因の判断方法(測定手段)を書こうと思います。

モバイル・コンクリート・プラント(ミキサー)とは??

コンクリートを造るのに必要な原材料である、砂利、砂、セメント、混和剤、水を積載し、予め配合設計した配合を容積計量し、車載された連続ミキサー(スキュリュー・オーガー)により混練されフレッシュコンクリートを製造する移動式コンクリートプラント車輌です。特徴は、移動式なので、どのような現場(離島、被災地等を含む)にも何時(夜間)でも行き、フレッシュコンクリートの製造が可能、生コン工場に戻ることなく、現場から現場に移動が可能。ジェットコンクリート、ファイバーコンクリート、カラーコンクリートに最適です。


お問い合わせは、info@consquares.com (畠山)までお気軽にご連絡ください。


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