ゼオライトの構造!!

昨日はゼオライトコンクリートを紹介しました。
今日は、そのゼオライトの構造について説明をしたいと思います。

ゼオライトは、ケイ素(Si)とアルミニウム(AI)が酸素(O)を介して結合した構造をしています。骨格構造中では、アルミニウム(+3価)とケイ素(+4価)が酸素(+2価)をお互いに共有するため、ケイ素の周りは電気的に中性となり、アルミニウムの周りは-1価となります。この負電荷を補償するために、骨格中に陽イオン(例えばNa+)が必要となります。この陽イオンは、他の金属イオン(H+,K+,
Ca2+・・・など)と容易に交換できます。この陽イオンによって、ゼオライトに機能性を持たせることが出来ます。
また、ゼオライトの骨格は、Si-O-AI-O-Siの構造が三次元的に組み合わさることによって形成されます。代表的なゼオライトであるA型ゼオライトの骨格構造ですが、あたかもビルのような骨組みの骨格が出来ます。この三次元的な組み合わせによってさまざまな骨格が出来、数百種類のゼオライトの仲間が世の中に存在します。また、骨格中には分子レベルの穴が開き、水や有機分子を骨格に中に取り込む(吸着)ことが出来ます。

その機能を使い機能性コンクリートに使うことが出来るわけです。






モバイル・コンクリート・プラント(ミキサー)とは??

コンクリートを造るのに必要な原材料である、砂利、砂、セメント、混和剤、水を積載し、予め配合設計した配合を容積計量し、車載された連続ミキサー(スキュリュー・オーガー)により混練されフレッシュコンクリートを製造する移動式コンクリートプラント車輌です。特徴は、移動式なので、どのような現場(離島、被災地等を含む)にも何時(夜間)でも行き、フレッシュコンクリートの製造が可能、生コン工場に戻ることなく、現場から現場に移動が可能。ジェットコンクリート、ファイバーコンクリート、カラーコンクリートに最適です。


お問い合わせは、info@consquares.com (畠山)までお気軽にご連絡ください。





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