World of Concrete(ワールド・オブ・コンクリート)2019出展メーカー情報 ①

LINE DRAGON(ラインドラゴン)
ブース番号:セントラルホール C6003


このメーカーは、生コンの打設を補助する機械を製造・販売しているアメリカの企業です。

Placer(プレーサー)とDragger(ドラッガー)という2種類の機械があり、Placer(プレーサー)は、生コンの打設ホースの先端、筒先の役目をする“打設機”で、Dragger(ドラッガー)は打設ホースの中間を捌く、“中継機”になり、これらは無線で簡単に動かすことができます。
 この機械は、ラインドラゴンの社長が考案した機械で、元々生コンの打設の仕事をしていた社長が、もっと楽に打設する事は出来ないかと、試行錯誤してできた機械です。
今まで筒先の作業に1人、ホースを捌く作業には、広範囲の現場では2~4人ほどが必要で、合計3~5人でしたが、これらLINEDRAGONの機械を使用すると、各機械1人ずつ、計2人で作業することができます。 


打設作業を楽にするということは、省力化するということであり、これから問題になってくる「職人さんの高齢化」と、「若手人材不足」という問題を、解決してくれる機械になると考えています。

ただ、これら機械はアメリカの現場を基本にして設計されていますので、このまま日本の建築現場のデッキなどで使用するには、重量の問題が発生します。また、電波法の関係でアメリカの無線機をそのまま日本で使用することができません。

しかし弊社は、このメーカーと契約を結び、日本の某ゼネコン様と、某建機メーカー様と共同して、日本仕様のLINEDRAGON(ラインドラゴン)のPlacer(プレーサー)とDragger(ドラッガー)を完成することができました。

現在日本の現場で、試験運用をして最終検証を行っておりますが、問題なく稼働をしております。

 World of Concrete(ワールド・オブ・コンクリート)では、LINEDRAGON(ラインドラゴン)のブースに、日本仕様の機械も展示する予定ですので、是非、ご覧ください。



 もちろん、機械のご購入ついては、弊社がお取次ぎをいたしますので、お気軽にお問合せください。


 弊社ではWorld of Concrete(ワールド・オブ・コンクリート)のツアーも企画しておりますので、詳しくは下記ブログをご覧ください。
「アメリカ展示会情報」

 
World of Concrete (ワールド・オブ・コンクリート)
http://www.WorldofConcrete.com
2019
121 - 25
Las Vegas
 Convention Center(ラスベガス コンベンションセンター)
総出展者数:1,460
来場者数:51,000  2018年実績)

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